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陶器にこもる日本の魅力

日本で有名な陶器「瀬戸焼」の特徴とは?

日本で有名な陶器「瀬戸焼」の特徴とは? 瀬戸焼とは、愛知県瀬戸市とその周辺で生産させれている陶磁器の総称で、日本六古窯の一つです。
1,000年以上の歴史と伝統を有する代表的な焼き物で、特徴としては中世期に唯一、釉薬を施して陶器を生産していたということが挙げられます。
瀬戸焼自体の特徴としては、様々な釉薬が使われていることで様々な色をつけることができます。植物の灰を使ったり、酸化鉄を利用するほか、ごく微量の鉄分、酸化銅、長石などを使うことで薄い緑や薄い青、茶色や黒、黄色、緑や赤、白など色をつけることが可能な焼き物です。
また装飾方法が多彩で顔料を使って模様や色を描く方法以外にも、模様を彫ったり貼るなどの器面そのものを加工する方法も特徴といえます。
変わったものとしては、陶器の材料である土に色の違う土を混ぜて模様を作る方法が挙げられます。現在では、茶道具や花道具のほか、小鉢や懐石料理の食器、湯飲みやコーヒーカップなど幅広く作られています。

陶器「瀬戸焼」ができるまでの歴史

陶器「瀬戸焼」ができるまでの歴史 瀬戸焼とは、愛知県瀬戸市とその近辺から産出される陶器の総称をいいます。その歴史は古く、瀬戸では古墳時代から焼き物が作られていました。
平安時代後期、ろくろによって小皿や小鉢を産出していましたが、鎌倉時代に入ると、中国の宗で陶法を学んできた加藤四郎左右衛門景正が1242年に窯を開きました。
それが、瀬戸焼のはじまりです。日本の陶器の起源ともいわれています。
瀬戸の焼き物の特徴として、釉薬(うわぐすり・ゆうやく)を使用するということがあります。
この頃は、灰釉(はいぐすり)や飴色の釉(うわぐすり)を用いていました。室町時代には、天目(てんもく)釉が使われるようになります。
江戸時代には衰退してしまいますが、1804年に肥前で磁器を学んだ加藤民吉が磁器の製造を始めると、これが瀬戸焼の主流となっていきます。そのため、陶器も磁器もあるのです。
「せともの」という言葉は、ここから来ています。いまでは「せともの」というと、陶器や磁器の総称として使われることが多くなっています。


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