和を感じる陶器

陶器にこもる日本の魅力

日本で有名な陶器「有田焼」の特徴とは?

日本で有名な陶器「有田焼」の特徴とは? 有田焼は佐賀県の有田町を中心に焼かれて作られている陶器の総称です。
1600年代にはこうした陶器が伊万里港から海外へと輸出されていた事から伊万里焼とも言われています。
特徴はなんといっても透き通るような白磁の美しさが挙げられます。この美しい色合いを生む理由は陶石といわれている白い石から作られているからです。
これを1300度の高温で焼き上げる事によって成分がガラス化して硬くなり、非常に丈夫になります。そしてたたくと金属的な澄み切った高温が出るのが特徴です。
また透明度も高く、きめも細かくて触ると滑らかですし、光にかざすと透き通り、硬く丈夫で耐久性もある事から、食器としてもよく使われています。
他にも、絵付けが繊細で華やかというのも有田焼の大きな特徴です。デザインの基本は梅や紅葉、竹、鳥や鹿といったものが多く、伝統様式は主に古伊万里、柿右衛門、鍋島藩窯の3つがあります。
古伊万里様式は江戸時代に作られたもので、藍色の染付けに金色や赤色の絵の具が施されたとても豪華絢爛な模様が特徴です。柿右衛門様式は乳白色の下地に、細い黒い線と赤や黄色、緑や青色で花鳥風月が基本的に左右対称で描かれています。
鍋島藩窯様式は青みを帯びた下地に、裏文様が描かれて、くし高台が施されています。

陶器「有田焼」の歴史について

陶器「有田焼」の歴史について 有田焼は、1610年代に李参平(初代 金ヶ江三兵衛)によって誕生しました。
李参平は、それまで朝鮮で陶器を焼いていましたが、豊臣秀吉の朝鮮出兵の撤退時に、日本に連れてこられました。
その頃、武将たちの間では茶の湯が流行り、千利休が珍重していた高麗の茶碗に、豊臣秀吉も興味を持っていたのです。
それによって、朝鮮撤退時に、多くの陶工を連れ帰ったのでした。李参平は、その中のひとりです。
李参平は、日本に連れて来られた当初は、佐賀の多久で陶器を焼いていましたが、良質の原料を求めて、有田にたどりつきます。有田の泉山で良質の原料を得た李参平は、有田焼を発展させました。
もともとは、白地に藍色の模様が多かったのですが、1640年代に、初代 柿右衛門が「赤絵」という赤を基調とした磁器を作ることに成功します。
1650年代以降、有田焼は、長崎出島のオランダ連合東インド会社により、東南アジアやヨーロッパに輸出されるようになりました。


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